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薬師丸ひろ子『Cinema Songs』アナログレコード、カッティングの現場から: Directors’Archives Series 2

好評発売中の45回転2枚組アナログレコード、薬師丸ひろ子『Cinema Songs』そのカッティングの現場をリポートします。

  • Cinema Songs (アナログレコード2枚組) SSAR-038~039
  • 発売日:2019年3月31日
  • カッティング エンジニア:武沢 茂(日本コロムビア株式会社)
  • 型番:SSAR-038~039
  • JANコード:4571177051783
  • 45回転 180g 重量盤 予約販売価格8,640円(税込)

【薬師丸ひろ子『Cinema Songs』について】

『Cinema Songs』は2016年に発売された薬師丸ひろ子にとって初の映画音楽集。1981年に主演映画『セーラー服と機関銃』の主題歌で歌手デビューを飾った彼女にとって、歌手生活35周年を記念するアルバムとなった。 本作は彼女が敬愛してやまない映画の主題歌や挿入歌を収めている。薬師丸ひろ子の映画デビュー作となる『野生の証明』(1978年)のテーマ曲「戦士の休息」が披露されているのもファンには嬉しい。

ステレオサウンドが制作したアナログLPは『Cinema Songs』のミキシングを担当していた村瀬範恭氏の協力を得て、あえてCDとは異なるデジタルマスターを採用しているのがポイント。音の化粧を極力抑えたデジタルマスターから、日本コロムビアのカッティングエンジニア武沢茂氏がラッカー盤を刻んだ。

今回特別に用意されたマスターのテイストを最大限引き出すため、LPは通常の33 1/3回転ではなく45回転仕様とした。45回転仕様のLPは重心が低く、安定度の高い音を奏でるのが特徴といえる。 今回の特別仕様LPは音の静寂感を活かしたカッティングにより、薬師丸ひろ子の歌声と奥行きを伴なったバッキングがリスナーを穏やかに包み込む。スタンダードソングとして誰もが聴き馴染んできた名曲の数々が、新たなアレンジで蘇っているのも聴き逃せない。

ディレクター 武田昭彦(ステレオサウンド)

Published in カッティング