Skip to content →

ザ・ピーナッツの『The First Decade 1959~1967』アナログレコード、カッティングの現場から: Directors’Archives Series 3

2018年に制作・発売となった、ザ・ピーナッツの『The First Decade 1959~1967』 ステレオサウンド制作のアナログ盤として、とても人気のあったタイトルで、すでに完売となっています。本盤は、A面は1曲目と2曲目をモノーラル・カッティング、3曲目以降をステレオ・カッティングするという特別な仕様となっていました。そのため、A面においては、2曲目が終了した時点でレコード針が3曲目に進まず、3曲目以降はレコード針を再度落とし直して再生する必要がありました。この仕様は、当初、クレームの対象になるのでないかという懸念がレコード事業部の中にも存在していたのですが、いざリリースしてみると、そんな特別なつくりがかえってオーディオ愛好家の心をくすぐったようで、みなさんに喜んでいただけたようでした。さすがマニアですね。

最新作「恋人よ」も同じスタジオで制作されました

ちなみに、『The First Decade 1959~1967』の主な制作は「STUDIO Dede」で行なわれましたが、この4月7日に発売となった五輪真弓のステレオサウンド版アナログレコード「恋人よ」も、ここでさまざまな作業が実施されました。STUDIO Dedeはヴィンテージ機材が充実していることで知られ、日本で唯一米国スカーリー製のカッティングレース(カッティングマシーン)が稼働しいるスタジオです。

Published in アーカイブス マスタリング カッティング