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尾崎亜美SACD、マスタリングの現場から: Directors’Archives Series 5

ステレオサウンドでは、2018年夏、尾崎亜美さんのSACDソフト4タイトルを制作・リリースしました。ここでご覧いただくのは、80年代のアイドルたちに提供した楽曲をセルフカバーした『POINTS-2』のリマスタリングのようす。今回は、貴重な映像素材を再編集してお届けいたします。

尾崎亜美さんのSACD化では、マスター素材に記録されている情報量を余すことなくDSD化することを目指しました。マスタリング作業は、これまで数多くのステレオサウンド制作作品を手がけていただいた、ソニー・ミュージックスタジオ東京の鈴木浩二さんに依頼しています。ここでご覧いただく『POINTS-2』のマスターは、12インチリールに巻かれた1/4インチ幅の76cm/sという、DSD化にはまたとないスペックのアナログテープでした。通常、このようなマスター素材が所属レーベル以外のスタジオに持ち出されることは稀ですが、今回はポニーキャニオン株式会社様のご協力により、東京・乃木坂のソニー・ミュージックスタジオの1stに持ち込まれ、マスタリング作業を行なっています。

めざす音の方向性は、前述の通り、この素材の情報量を細大漏らさず収録すると同時に、経年変化でややなまった音のエッジをわずかに修正するというもの。加えてリズムとビートの重心を少しだけ下げて音のバランスを最適化しました。このあたりのさじ加減は、鈴木エンジニアにお任せしています。詳細は、封入される総合音質監修の小原由夫先生のプロダクションノート(冊子)で詳しく知ることができますので、そちらを読み進めながら、素晴らしいサウンドを味わってください。

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Published in アーカイブス マスタリング